いよいよ毎年恒例の正月休みを使った北東北への大遠征「年末年始パウダートリップ」がやってきた♪
今年は膝が悪かったり、出発1週間前に肋骨を痛めたり何かと大変だったけど、やはり、現場(山)に行けば一気に体調が回復しますね・・・ただし、下山後、帰宅後は大変ですが(笑い)
まずは大晦日(12月31日)、北上途中で北泉が岳を狙ったモノの明らかに雪が少ないことが分かって、あっさり断念。翌元旦(1月1日)も三石山を狙ったモノの風雪激しくこちらもあっさり断念・・・天気予報は相変わらず強い冬型で今回は山に行かず南下をするのか?そんな不安が過ぎるお正月でした。
翌日に続く・・・・・。
暖冬・小雪傾向という予報は何だったんだろう?
ここ数日続いている雪のため、乳頭温泉郷はまったくの雪の中だ。
乳頭山にスキーで入るのは、今回で3回目。これまではいずれもGWなので、黒湯温泉からや滝ノ上温泉からの入山となり、ここ大釜温泉から入山するのは初めてとなる。
予想はしていたものの、この大雪のためとても車を停めるスペースなど無いため、大釜温泉旅館の方にお願いして旅館の駐車場に下山までの間駐車をさせてもらいようやく出発となった。
夏路の登山口のある孫六温泉までは除雪済みの細いながらも車道が通っている。車道を黙々と歩けば秘湯ムード満点の孫六温泉に到着する。
孫六温泉からは裏手の夏路を忠実に登る。登山道は尾根に取り付くまでかなりの急登で先行パーティーのトレースがとてもありがたい。
夏路なので、ところどころに道標が・・・ここ数日で急に積もりだしたという雪はフカフカで先行トレースがなければかなり苦戦しただろう。
おそらく相当風が強く吹いているが、森の中はただシンシンと雪が降るのみ・・・。
先行トレースは、かなり巧みなコース取りをしていて最小限の労力で山頂へと歩んでいる。地元の人かな?
田代平の端っこに飛び出た。やはり、風が強く真っ白。
広々した田代平で避難小屋を探すのは至難の業。
文明の利器GPSに導かれて歩けば、ドンピシャと小屋にたどり着いた。ありがたいものだ。
小屋の直前で先行パーティーに追いついた。聞けば、東京から来られた山スキーの2人組。地元の人じゃなかったんですね〜。
先行パーティーの方がラッセル・トレースだけでもありがたいのに、冬期入口への階段や扉まで準備してくれました。
いつになく楽々できました!ありがとうございます!!
風雪強く、視界もほぼないので、今日は小屋まで!
山頂は断念して孫六温泉に引き返すことにしました。
さて、次なる楽しみはブナ林の滑降だが?
往路のトレースを辿りながらも、ヨサゲな斜面を探してパウダーラン♪極太板で飛ばすHATさん。
弾けるたけちゃん?
極めて軽い雪にブナ林に歓声が響き渡ります。ココを滑ってら次はアノ斜面か?
いやぁ〜気持ちいい〜♪
あっという間に孫六温泉まで戻ってきてしまいました。
大釜温泉へは車道をスケーティングで戻ります。
どうも、皆さんお疲れ様でした!