山毛欅の深森で未知の大木があると噂される高曽根山。過去2回ほどチャレンジしたものの、深い森に行く手を遮られてしまい未踏となっていた。今回はパウダーのツリーラン狙いで出撃です。
アララギ峠の道端、除雪車や他の通行車両の邪魔にならない場所にRacco号を停めて出発です。
深いです。やや堅めの雪のラッセルは、思いの外体力を消耗します。
しかも、膝、肋骨、股関節と怪我のデパートである今の我が家にはちょっとしんどかったです。
予想以上に林道で時間を食ってしまいましたが、どうにか林道が終わって、正面の尾根に上がります。
暖かい日差しの中、樹林帯の尾根路をひたすらラッセルします。
標高をあげてくると見事な山毛欅の林が広がっていました。
さらに灌木帯になると山頂まであと僅かです。
ドーム状の何もない山頂です。360度の大展望を欲しいままに。風もなく穏やかな山頂です。
しんどかったけど、やはり、登って良かったと思える瞬間。
充実感がいっぱいです。
長居したいところですが、下りも長丁場なので、シールを剥がして早速滑降開始。
檜原湖に向かって滑り込みます。
誰もいない森の中は最高です。
自然との一体感を味わえる癒しの山行ですね。
柔らかい日差しと軽い雪。
もったいないけど、あっという間に標高を下げてしまいます。
どこまでも滑りたくなる森の尾根路です。
最後は林道終点を目指して浅い谷筋を進みます。
最後にちょっとスリリングなトラバースがありますが、林道は思いの外板が走って楽々戻ってくることが出来ました。
アララギ峠に到着。いい一日をありがとう〜。
高曽根山ツアーの動画です