2009/10/10〜11 北ノ俣岳 静かな山行&紅葉山行&山滑り下見

巷は3連休、我が家は2.5連休・・・高速1000円恩恵に預かるべく西へ向かわざるを得まい。
かねてから興味のあった飛越(ひえつ)新道。カールに栄える大紅葉と草紅葉の燃える黒部五郎岳を目指すが・・・・・。


千葉を夜8時に出発し、中央道上で車中泊。松本から阿房トンネルを通ってようやく9時に飛越トンネル・飛越新道の登山口に到着しました・・・・遠い・・・・。

駐車場からつづら折れでグングン標高を上げてゆきます。

C1500m付近が一番の紅葉か?残念ながら曇りなので、せっかくの紅葉もくすんで見えてしまいます。

尾根に上がってしまうとあとはアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げるのみです。思いの外、歩きやすい路でびっくりです。

飛越新道、個人的にはエスケープ専用道というイメージがありましたが、実際にはかなり歩かれているようですね。

北アの縦走路の中でも1、2を争う”熊遭遇ルート”・・・しかも、この峠の名称・・・小さな物音にもビクビクして歩きます(苦笑)

さらに、ここからは”グチョグチョルート”であります。めったに履かないロングスパッツを引っ張り出しました。

神岡新道との分岐。神岡新道の方がコースタイム的には短いのですが・・・・

草刈りがされていないようですね。少し様子を見てみましたが、それ程大変なイメージではありませんでした。

寺地山まではほとんど平らな路です。あちらこちらに湿原もあって、初夏には花が綺麗なんだろうな〜という感じです。

ハード形をした鏡池・・・すっごく小さいので、看板がないとスルーしちゃいます。

寺地山に到着。
のんびりしたいところですが、強くあられが降ってきました。風も冷たくなってきましたよ・・・。

・・・で、寺地山からの大展望・・・・C2000m以上はすべてガスの中・・・・。

一旦コルまで下って、少し登り返したところが目指す避難小屋への分岐。晴れていれば気持ちよさそうな場所ですが、時折あられが降ってきますので、早々に避難小屋に向かいます。

先客?と思ったらデポしていた荷物を回収してこれから下山する方でした。

ほ〜これは立派な看板ですね〜。

小さいながらも頑丈で立派な避難小屋です。

おじさん達のパッキングが終わるまで小屋案内を・・・話題(?)の新館の入口はココ!

一応、看板も出ていますよ!

銀マットを敷き詰めた新館内部。2人なら十分かな?

小屋の前までホースで水が引かれています。秋でもこんだけ水が豊富に出ているなんてありがたいことです。

・・・で、さらに話題(!)のトイレ。ゲート付で、使用時には看板を掲げます。(小屋内にもトイレ有り。)

シンプルにして十分な機能?なんと、水洗ですよ。

準冬装備持参ですが、やはり寒い。
夕飯のラーメンライスを食べたら、暖かいうちに速攻で就寝です。

三季用シュラフ+シュラフカバーだとちょっと寒かった・・・冬用シュラフにすれば良かったです・・・・。
とにかく銀マットを敷き詰めてその上に個人用マットを敷いて床からの寒気に備えます。

期せずしてこの冬の耐寒合宿が出来ました(笑い)。

あられは日没と共に雪に変わりました。寒いはずです。・・・本日の泊まりは2人だけ。ツエルト泊じゃなくて良かった〜!