2009/09/20〜23 新穂高温泉から湯俣温泉へ(読売新道断念) 恒例夏山1週間山行

今年の夏も仕事が忙しかったり、誰よりも早くインフルエンザにかかってしまったりと恒例の夏山山行にはなかなか出撃できないまま9月になってしまった。勤務先の規則で9月中に夏休みを取らないとすべて放棄したことになってしまう。運良く9月下旬には、長めの出張が入りそうにないので、急きょ9月24日と25日を休んで9連休とすることにした。
さて、・・・9連休はいいけどどこにするかな?と・・・・。ツガミ新道は2年連続で断念しているので、是非とも行きたいところだが花の季節の方が綺麗だという話も聞き、読売新道にしようか・・・という具合となった。
なにせ、休みは1週間以上。アチラコチラ巡って最後に読売新道をズドン・・・次のようなプランで出発した。

1日目 自宅=新宿=松本=新穂高温泉→ワサビ平
2日目 ワサビ平→笠ヶ岳(出発当日、笠ヶ岳に登らず直接双六岳に向かうことに予定変更)
3日目 笠ヶ岳→双六岳→三俣
4日目 三俣→雲ノ平(散策)→高天原
5日目 高天原→温泉沢の頭→赤牛岳→東沢出合
6日目 東沢出合→黒部湖=大町=新宿=自宅

1日目(9月20日)

自宅を朝7時半に意気揚々と出発。電車で、しかも朝出発なんかしたことがないので、何か変な気分ですね。
一番気になっていた新宿からの特急あずさは、なぜか空いていて、これもまた高速1000円効果でしょうか?松本まで立っていくのを覚悟していただけにちょっと得した気分。しか〜し、世の中そんなに甘くはありません。松本から平湯温泉経由で新穂高温泉までバスが沢渡付近の大渋滞に巻き込まれてしまった・・・・ちゃんと新穂高温泉までたどり着けるのでしょうか?


朝からピーカン♪徐々にモチベーションが上がってきたぞ!
予定ではHAMAさんとどこかですれ違うはずだが・・・・。

2日目(9月21日)

結局、新穂高温泉に到着したのは大幅に遅れて午後5時半近く。日の入りが早い秋のこと、もうそろそろ暗くなり始めます。

新穂高温泉からワサビ平までコースタイムで1時間10分。
やはり、途中で真っ暗になってしまった・・・。完全に日没した笠新道入口。

晴れ渡った♪気持ちいい1日になりそうな予感♪

小池新道の入口、抜戸岳山頂付近に朝日が当たり始めてきた。→

朝日をバックにシルエットに輝く槍〜大キレットの稜線。

秩父沢から見上げた稜線。紅葉には少し早いが、青空がとても綺麗。

鏡池に到着。
穏やかで風のない日にしか見れないという逆槍。初めて見ることが出来ました♪

HAMAさんからの通信もようやく受信できるようになった・・・と思ったらHAMAさんは鏡平小屋に。無線でなくても声が届いたかも(苦笑)。

絶好のロケーションに佇む中年テレマーカー・・・いや、縦走や。
他にも冬にしか会えないテレマーカーに夏山で逢えるかな?

鏡平からひと登りで稜線へ。
真っ正面の槍ヶ岳がとても見事だ!

笠ヶ岳方面を見ると、なにやら山頂付近に雲がかかりはじめている・・・これは、天気が変わる前兆では??

双六小屋のテン場は大盛況。ロケーションがいいですもんね。
我が家も大好きなテン場の1つです。

鷲羽岳、水晶岳方面も大展望です。
夏と違って、気温が高くなってこないので、ガスの上がりも遅いようです。

双六岳への登り途中から見た穂高。
手前のトラバース路は笠ヶ岳からの縦走路です。

同じく、双六岳登路から見た鷲羽岳と水晶岳。

三俣山荘への巻き路の分岐。この天気ですからね〜そりゃ双六・三俣蓮華と縦走するルートを選びます。

・・・・が、なぜか双六の山頂はガスの中。さっきまで晴れていたのになぁ〜?

気を取り直して、三俣蓮華へ。この登山道は本当に気持ちいいですね〜昔、Soigaとよく歩きました。

・・・・が、再び三俣蓮華の山頂もガスの中?う〜ん。

三俣蓮華から三俣山荘へ鷲羽を正面に身ながらの急降下。

黒部源流から岩苔乗越。この辺は紅葉が見頃になってきているようです。

ちょっと写真だと分かりにくいかな?