昨年2月にも同じルートを滑ったが最高のドライパウダーで、もう言うことがないくらい最高のツアーだった。
今年も二匹目のドジョウを狙ったが・・・・。
ホテルプルミエール箕輪・・・おしゃれなスキー場なのに、おしゃれでない面々?
思ったより天気が良くて、リフト上から鉄山とこれから滑降する尾根が見えている。
ゲレンデトップで入山準備。今日の入山者は我々の他、ツボ足(カンジキ)の登山者が1名先行している。
山頂に寄らずに避難小屋を目指すパーティーが多いが、やはり、ここまで来たのだからと山頂を目指すことにした。
ゲレンデトップから山頂まで何も遮るもののない斜面。風が強いときは、雪の飛礫が痛いところ。
とにかく真上に向かって標高を稼ぐ。
僅か40分で山頂に到着。先行している登山者も立ち寄ったようだ。
風が強いが、いつもより気温は高く感じた。
山頂からシールを剥がさず避難小屋を目指す。
シュカブラだらけの斜面をシールで降りるのは結構しんどい。
箕輪山と鉄山のコルに着いたら緩く登り返す。夏路沿いは風の当たりが強いし、岩場もあるので、やや右側を登る。
真っ白な平原を歩いていくと、突然にゅ〜と現れる鉄山避難小屋。西側は季節風に晒されモンスター化している。
東側にある窓が冬期入口。狭い上に、内部は滑りやすいので要注意!
避難小屋はありがたい!1時間近くまったり昼食休憩をして、いよいよシールを外すときが来た。
プロペラと呼ばれるシャクナゲの碑。ガスが濃くてなかなかたどり着けなかったが、どうにか到着。
ここから格好開始だ。
一見快適そうに見えるが、カリカリの斜面。足下もよく見えないので、注意深く滑る。
大転倒する私と、転倒の反動で宙を舞うストック。
こういう雪質のときはテレマークターンでは難しい?
樹林帯に入ったら雪が緩むと思いきや、いつまで経ってもカリカリのまま・・・雨が降ったのか、斜面に水の流れた縦溝があって滑りにくいことこの上なし。
転倒者続出の中、果敢に(律儀に?)テレマークターンで滑るHAMAさん。
前回はドパウダーで歓声が上がった斜面も、今日はカリカリ+縦溝で悲鳴が上がる。
更に下部はモナカに・・・・もう無理。
ナントか下って、迷沢の渡渉点に到着。スノーブリッジはなく、予想通り水が流れている。
まず、板が先に空中で対岸に渡って・・・
・・・その後、人間が水の中を渡る。
無事、全員渡り終わったら、大きな氷柱で一休み。
名月赤城山?
あ〜ん、とツララをWALLYさんに食べさせる千恵ちゃん。
あとは作業道を歩いて無事国道へ。デポ車に乗って箕輪スキー場に戻ればツアー完了。
←確かに地形が複雑で迷いやすい地形です。無理は禁物です。