2008年1月1日森吉山(もりよしやま 秋田県)
阿仁スキー場→阿仁町避難小屋→森吉山→(迷走)→阿仁町避難小屋→阿仁スキー場
いよいよ新年最初のツアーだ。阿仁スキー場すぐそばの宿に泊まっていたが、夕方から降り続いた雪は、朝になってもやむ気配もなく、少し風を伴ってゴンゴン降っている。
本日は我が家とたけちゃんの3名体制。無理は禁物、「行けるところまで行って、ダメならスキー場すぐ上の前岳近辺で数本滑って、後はスキー場」というスタンスで臨むこととなった。

阿仁スキー場のゴンドラを降りたらシールを貼って登高開始。(思いの外)風も雪も弱い。先行トレースがないので、今年最初の入山者のようだ。

順調に登って、避難小屋も横目に通過。
しかし、樹林帯を抜けて山頂付近まで登ってくると猛烈な風と横殴りの雪。ほとんど視界もない。

とりあえず、山頂でバンザイ!
風の避けられるところまでシールを貼ったまま降りてそこから一気に避難小屋まで滑降だ。

シールを剥がしたら避難小屋に向かって開けたパウダーの海を一気に滑る。
でも、去年はこんな開けた斜面がなかったような気がするけど。。。

パウダーの海を泳ぐたけちゃん・・・・。

しかし、2本降りたところで、ちょっと様子が変なことに気が付いた。山頂から真西へ滑るべきところを北西に降りてしまった。
再度シールを貼って山頂方向に登り返すが、運が悪いことに周囲は完全なホワイトアウト。
こんなときはGPS。文明の利器(GPS)はありがたいもので、ぴたっと避難小屋の前まで誘導してくれた。

今後は滑る前にもっと正確に方角を見定めないととやや反省。

前岳まで戻ってきたら急に視界が開けてきた。
ゲンキンなものでそうなると残り少ないパウダーを楽しもうと一気にヤル気モード。

スキー場に戻ってきたらリフトの運転も終わって閑散としていた。夕日がやけに綺麗な中ゲレパウも楽しんで1日が終了した。