2007年5月3日御浜神社(おはまじんじゃ:鳥海山 山形・秋田県)
大平→愛宕坂付近迷走(竿ケ岳断念)→御浜神社→大平
5月2日は天気予報が的中して終日雨が降ったり、やんだりの1日。ちょうどSoigaが帰宅する日だったので、温泉に入ってJR新庄駅まで送り届けた。
さて、これから1人でどこに行こうかと考えたが、明日もそれ程天気は良くないし、再び北上する元気もない。また、秋田駒で風邪をひいたらしく全く咳が止まらない最悪の状態。結局、新庄から比較的近い鳥海山に登ることとし、定宿道の駅鳥海に向かった。道の駅鳥海では既にさすけさんが到着していたが、風邪の具合が良くないので、そのまま車の中で静養した。
翌日は栄養ドリンクと風邪薬を飲んだが、どうも心配なので、比較的行程の短い竿ケ岳とした。

朝から深いガスが垂れ込めている。
ブルーラインのゲートの前に開通1時間前に到着したが、そんな中でも既に4台ほど開通待ちの車の列が・・・・世の中には気合いの入った人がいるものだ。

いつもように大平付近の駐車場に車を停めて出発した。ガスが非常に濃くて、鉾立てなど他の登山口に向かった人や車の中でガスが晴れるのを待っている人が多いようだ。
さすけさんと私は、ガスの中地形図とコンパスを頼りに歩き出した

視界は10m以下(だと思う)。足下とすぐそこ以外は真っ白で地形図、コンパスとGPSでどうにか進行方向を見極める。

竿ケ岳を断念して御浜神社に向かうが、ミニピークや雪のない島に惑わされ、鍋森との間の谷に向かってしまう。途中、異常な急斜面のトラバースに気が付いて進路変更をした。

竿ケ岳を断念してから御浜小屋までは迷走していました。雪のない島を避けたり、ミニピークに惑わされたり・・・それでも、文明の利器のお陰もあって無事御浜小屋に到着。誰もいないと思っていたら、既に鉾立てから登ってきた山スキーヤー、ボード、ツボ足登山者が居てびっくり。
その後、山形県警のパーティが到着した。
滑降は山形県警の皆さんが設置したと思われる赤旗のお陰で大平まで迷わず滑って降りられました。感謝、感謝。