入山できそうな適当な場所に車を駐車して、深い森の中を登っていくと、急に開けた尾根の上に立っていた。そこから山頂までは澄み渡る空と白い雪、開けた森の中をのんびりと登ることとなった。
登るに従って、展望も開けてくる。北八甲田の山々を横に見ながらの登高は贅沢の一言に尽きる。
山頂まであと僅か・・・・山頂付近から広がる大斜面は雄大そのものだ。
今日もウロコ板にすれば良かったと後悔先に立たず・・・。
大展望の山頂に到着。
2日前に取り付けられた道標があったが、夏場ならかなり高い場所で目に触れることはないだろう。今の時期限定の道標かな?
山頂から誰もいない斜面を滑り降りる・・・黄砂と気温が高いせいか、やや雪が腐り気味で滑りにくいが、展望を眺めながらのんびり滑るにはちょうど良い。
適度な樹間だが、曲がりにくい雪で快適なツリーランではない。しかし、途中、大きな野ウサギが跳びだしてきたり、大木のツリーホールを回り込むと太い枝が倒れていて危うく激突しそうになったり・・・・、これもまたツリーランの楽しさか?
途中、滑りは苦戦したが、山(ハイク)としては十分楽しめた1日。こんな山旅もまた楽しい。