2007年4月28日栗駒山(くりこまやま 宮城・岩手県)
いわかがみ平→栗駒山山頂→いわかがみ平
GWに入って第1発目。何事も最初が大切と分かりつつ、八甲田や八幡平まで徹夜覚悟で一気に北上するほど体力もなく、まずは北東北への中継地点のつもりで栗駒山に登ることにした。
今シーズンの東北は八甲田など北寄りを除いて雪が少なく、現に2月に船形山に登ったときは雪の少なさに愕然とした・・・栗駒山も雪が少ないんだろうなぁ〜とあまり期待もせずに向かったが、思いの外多い雪と、良い雪質にびっくりするやら、嬉しいやら・・・(笑い)。

 いよいよ待ちに待っていたゴールデンウイークがやって来た。今年は仕事の都合で出発当日まで連休に挟まれた5月1日と2日が休めるか分からないスリリングな状態だったが、なんとか都合が付いて出発することが出来た。金曜日、仕事から戻れば北に向かってGOGOGO

いこいの村からいわかがみ平まで夜間通行止めとは知らずに開通2時間前に到着。お陰でいわかがみ平から山頂へは各山スキーヤー・登山者が一斉スタートモード。
もちろん、誰よりも早く準備を済ませてトップで登り始める。

駐車場すぐ上のレストハウスも本日から営業の様子、1F部分の掘り出し作業に大わらわという感じだ。

通常、新湯沢沿いに登って東栗駒山との尾根にぶつかったところから山頂に向かうが、途中で雪が途切れそうな気がしたので、ヤブ漕ぎを避けるためあえて夏路で登る。しかし、この判断が誤りで、夏路をテクテク歩いて登っているうちに後から登っていた2〜3人に先を越されてしまった。(しかも、最後まで雪はつながっていたようだ。)

いわかがみ平から夏路をテクテク登って1時間40分で山頂に到着。非常に展望も良くて、風も冷たくないので快適。

須川温泉側に鳥海山が遠望できた。数日後に登るであろう鳥海山は真っ白で思わずスキップをしながら山頂で遊ぶ。

登ってくる人を尻目に山頂から展望のよい斜面を滑る。雪は適度に締まっていて、滑りやすいことこの上なし。やはり、(このようにメジャーな山は)誰よりも先に登って、優越感に浸りながら滑るのが一番楽しい。

新湯沢の源頭までは丸坊主の大斜面。一気に滑るのがもったいないような快適さ。

ものの20分も立たないうちに、あっという間に山頂が小さくなっていく・・・まだ、登ってくる人が沢山いて、もう1回登ってもいいくらいだ。