春本番になっても、今年はどこも雪が多いので、ツアーの行き場所には困らない。しかし、どうも週末の天気が心配。予報を見たら唯一ピーカンになりそうなのは、日本海岸の山々らしい・・・であればと、守門と浅草を土日で登ることとなった。
昨シーズンも同じような計画をしたが、雨天のため守門岳をとり逃してしまったため、今シーズンは守門から登ることにした。守門といっても、大原スキー場から袴岳とか残雪期にしか登れない黒姫があるが、ここはまず（順当に？）大岳を登ることにした。

道の駅ゆのたにに深夜到着して夜が明けてみたら外はピーカンだった。早速、除雪終点まで車を走らせたが、既に大量の車が・・・どうにか路肩に駐車して出発した。
余談だが、ざっと見たところテレ率８０〜９０％！！
新潟ではぜいぶんテレマークが普及しているようだ。

除雪終点からしばらくは車道を歩く。大岳は白い峰を輝かせていた。
こんな日に限ってサングラスを忘れたので、目が開けられない。（いつも以上に目が細い？）

保久礼小屋に到着。屋根の雪のつもりかたからして、豪雪具合がよく分かる。更にこの先にあるキビタキ小屋は、完全に雪の下だった。

夏道のある尾根をひたすら山頂に向かって登る。トレースがしっかり付いているので、迷いようがない。

樹林帯を飛び出すと、そこは”大斜面”だった。風もそれほど冷たくないので、景色を見ながらの快適な登りだ。

山頂に到着。バックは有名な「大雪庇」である。その巨大さにびっくり。（今年は特にすごいらしい。）
地元のテレマーカーの話では、後ろに写っているこの斜面が楽しい・・と教えてくれたが、今回は遠慮した。

珍しく風景写真。青雲岳を経て、守門袴岳への稜線。小さく、登山者も確認できる。

いよいよ、シールを外して大斜面の滑降開始。あらゆる方向、尾根、谷が滑降の対象のようだが、我が家は順当に来た尾根を滑ることにした。

見渡す限りの斜面を滑降中、なぜか両足が同時に攣った。山頂でお話をした登山者が追いついてきたので、湿布をいただいた（感謝）。

山頂はだいぶ遠くなってきたが、それでも美味しい斜面は豊富にある。
この後、地元の方に教えてもらった楽しい斜面を滑って車道に出た。

４週続けて重雪だったけど、ツアーの醍醐味満点だ。毎年ココには来ようと決心した。
日曜日の早朝、道の駅で寝ていたら大粒の雨が・・・そのまま温泉巡り・美味しいもの巡りに予定変更！