2005/01/29 雪崩講習会&前武尊岳ミニ・ツアーレポ
今シーズン2回目の雪崩講習会は、昨シーズンも参加したAG(アドベンチャー・ガイズ)が主催する講習会となった。場所はオグナ武尊スキー場。参加者は山スキー1名、山ボード1名、テレマーク3名、講師・スタッフ2名の合計7名だった。
プログラムは午前はビーコンを使った捜索練習、午後はピットを掘って雪面観察(弱層の発見など)とシャベルコンプレッションテストやルッチブロックテストなど弱層テストだ。
昨年と違って人数が少ないせいか、捜索練習は様々な埋没パターンによる練習も出来た。
また、前半と後半の講習の間では、スキー場のゲレンデトップから前武尊山頂に登り、山頂から開けたオープンバーンをスキー場まで戻るミニ・ツアーも・・・・とてもスキー場のすぐそばのとは思えないツアー心をくすぐる斜面でだったが、mt.raccoは重い雪に足を取られターンよりも転ぶ回数が多かったかなという感じ(残念〜!)。でも、なかなか新たな勉強にもなったし、楽しめた1日でした。
埋没者をかなり絞り込んだ状態。この後、無事、救出成功!
1人目(グローブに入れたビーコン)を掘り出し、次の雪崩の危険がないところに搬送したら、蘇生にとりかかる。グローブに人工呼吸をするメンバー(かなり笑える?)。息を吹き返したら、すぐに2人目の捜索に合流だ。
前半と後半の間では、全員で前武尊にハイクアップ。ここから、ミニ・ツアーを楽しんだ。(mt.raccoは転げまわることしばし(苦笑))。
雪面の観察。見た目では分かり辛いが、様々な方法で雪質の変化を読みとる練習。
この後、各自思い思いにピットを掘ってシャベルコンプレッションテストで層間の結びつきの強さを確認した。