2004.6.5〜6 月山スキー場・鳥海山(湯の台コース)

←偶然?必然?遭遇したみどぽんさんのレポートにリンクしてます。
6/5
すでに3週間前に板納めをしたのだが、よ〜く考えてみたらMinEnemyは”納め”たが、もう1本のスキー板アークエンジェルは”板納め”していないことに気が付き、「やむを得ず」第2回の雪納め会を敢行した。ちょうど、東京在住のOH!ishi氏が車に同乗してくださるとのことだったので、リッチに飯坂まで高速で向かった。東京を朝出発して、月山で午後から滑れるなんて・・・。
東京は曇り空だったが、月山に到着すると青空が出ていた。姥が岳の斜面には、大量のスキーヤーが張り付いている。斜面右側の黒い点々がスキーヤーだ。
世の中にはク○イジーな奴らが多いことを実感する。まったく雪のないリフト乗り場から板を手に持ってリフトの乗車する。
6/6
道の駅鳥海でキャンプをして翌朝大台野道でひたすら標高を稼いだ。しかし、終点までは除雪が完了しておらず、手前の駐車場に車を停めてそこから出発した。地元のテレマーカーAutom"o"tic氏の案内で的確なルートを辿ることが出来た。(Autom"o"tic氏はこの日、2日連続の湯の台コースである。)
大台野道はあと僅かのところで雪止まりになっていた。積雪量の多さに感心してしまう。
登りは夏道を使った。八丁坂は花が咲き始めており、板を背負っていなければ、(プラブーツを履いていなければ)快適登山だ。
なんとなく、気持ち的には夏山気分だ。渡る風も気持ちがよく、強い日差しも気にならない。
河原宿小屋の前でシールを装着した。
あちらこちらに亀裂の口が開いていた。深いところで5mくらいだろうか?視界が効かないときは、危なそうだ。(極度の近視であるmt.raccoも危険だ。)
海をバックに雪の山を登る・・・・鳥海山の醍醐味の一つである。それにしても天気がよい。
河原宿小屋が遥か下に見える。この斜面を滑るのも気持ちよさそうだ。
時間の都合で山頂は踏まずに雪渓最上部からの滑り出しとなった。滑降は来た道ではなく、滝の小屋方面に延びる雪渓を滑った。今の時期にイヤと言うほど滑れるのだから、雪が堅くても文句は言えまい。
おまけ:雪渓が2カ所切れており、ヤブ漕ぎで突破した。コケ+水+笹の三重苦のヤブ漕ぎで思わず足が攣ってしまったmt.racco。