2004.4.10 三岩岳

 以前から興味のあった三岩岳に登ってきた。
 この山は数年前の紅葉の時期に登って、とても静かでしっとりした山という印象が強い。残雪期はお隣の会津駒が有名だが、こちらにはほとんど人が入っておらず、紅葉の時期と同じように静かな山行が楽しめた。
 ただし、標高差で1300m・・・登り初めの沢ルートでのミスチョイスもあってなかなか体力が消耗した。(今回は好天と長い日照時間に助けられた。)
蟹沢を詰めて夏道(旧道)に上がる予定だったが、思いの外、流れが多いため、雪の壁をよじ登って夏道に合流した。一度、出発地点(国道)まで戻って夏道を登る方が安全性や時間・体力のロスを考えると妥当だったと思う。(ここで体力をロスしてしまった。)
←この状況で後ろに滑落したら・・・・まず助かるまい。
標高1000mを超えた辺りから徐々に雪がつながってきた。1300mを超えると大斜面となった。
標高1500m付近から見た山頂(小さなコブが山の名前の由来となった三岩)
標高差であと500m以上、まだまだ遠い。
5時間半かけてようやく到着した山頂。無積雪期は木々に囲まれているが、今は、かなり展望がよい。山頂の碑も「三」の文字だけが顔を出していた。
御神楽山や会津朝日岳を遠望しながら山頂直下の大斜面を楽しんだ。
標高差にして400m近い大斜面だ。滑っても滑っても雄大な風景が続く。(次回は窓明山方面にも滑りに行きたいものだ。)
苦労して登った山頂がどんどん遠くなる。陽を浴びて山頂付近が輝いていた。
樹林帯に突入して雪質が一気に悪くなってきた。
健康のため飛ばしすぎには注意しましょう。(マジで。)