2004.3.27〜28 神籠ケ岳・二岐山

3/27:以前、とある山で「会津100名山」なる本を持っているおじさんがいた。その頃から、徐々に「日本100名山」の次は「会津100名山」だなぁ、と勝手に考え、ちょこちょこ登っていたが、スキーシーズンこそこの辺の山に登りやすくなるんじゃないかと気が付き、3週間前の二岐山に続いて、神籠ケ岳と小野岳に登ってみることにした。
 まず、土曜日に大内宿のそばから神籠ケ岳を目指した。
 この山には登山道はないので、ばむさんや他の山スキーの人のHPを参考にしてルートを決めた。車道から浅い沢に沿って進み、途中で隣のピークに突き上げる沢筋を稜線まで一気に詰めるルートだ。本当は参考にした山スキーの人と同じように途中から尾根に這い上がりたかったが、枝尾根に雪が少なく、やや雪崩が心配だったがやむを得ず沢ルートにした。ちなみに、mt.raccoは夏山の歩荷練習も兼ねて全行程板を担いだ。
樹林帯を抜けると青空になってきた。沢は白と青の境目、稜線に向かって大きな滑り台になっていた。
珍しくお疲れモードのそいが。しかし、この後、更に角度が増すとは・・・・。
山頂付近のツリーホールに入って昼食を食べた。日差しはあるが、風が結構冷たい。
山頂から樹林帯までの大きな滑り台は、モナカで手も足も出なかった。カメラすら廻せない状況。
結局、テレマークターンは1回もせずに樹林帯まで降りてしまった・・・まだまだ修行が足りないなぁ。
3/28:同じく大内宿から小野岳を狙ったが、前日に登山口まで偵察をしたところ、どうも、雪が少なそうなので、急きょ変更した。会津駒、大杉山、・・・・いろいろ候補が挙がったが、結局、地形図もGPSデータも持っていた二岐山に決定。
 前回は岳人に紹介されていた沢筋から登ったが、今回は路肩の雪もだいぶ少なくなり、駐車スペースがあったので、林道分岐点から登ることにした。こちらも、初めは沢筋を詰めたが、途中、ヤブがものすごくうるさくなってきて、にっちもさっちもいかなくなってきたので、尾根に這い上がった。
 尾根上は思ったより雪があって、シールで軽快に登ることが出来た。しかし、暑い、暑い。
 3週間前に撤退した標高1430m地点でやはり、シール登行の限界を感じ、そこに板をデポして山頂へはツボ足で登った。
朝からすこぶる天気が良くて、ゴキゲンのスタートだ。
思ったより、雪が多かった。しかし、天気が良すぎて暑いくらいだ。
山頂へはツボ足で登った。雪が腐っていて、登りやすい。
山頂からはぐるっと見渡す限りの山並みが見えた。特に那須はまだまだ白くてかっこいい。
昨日とうって変わって適度なザラメ雪だ。明るい林の中を快適に滑る。
おまけ
男鹿の大辛大根そばは、何時食べても美味い!さっぱりした味は、絶品です。(チト高いのが難点)
隣の席もテレマーカーのようだった。声をかければよかったかな?