2004.2.21〜22 |
蔵王(杉が峰・澄川源頭部) |
避難小屋泊まりなら行動範囲がぐっと広がる・・・・ということで、重荷滑降訓練を兼ねて蔵王に行って来た。土曜日は風が強いモノのピーカンの1日。日曜日は大荒れになると言われていたので、土曜日のうちに主要な斜面を滑ってしまおうということに。しかし、稜線上は山形側から吹く強い風でか弱き乙女軍団(?)は、風に飛ばされることしばし。結局、杉が峰の山頂まであと標高差20m地点で泣く泣く山頂を巻いて、澄川源頭部に滑り込んだ。
その日の晩は、避難小屋貸し切り状態・・・それぞれ運び上げたリッチな(?)夕飯と、Autom"o"tic(旧姓ぺやんぐ)氏の酒をチビチビやりながら、たわいもない話をしながら夜が更けた。
翌朝、目が覚めると、なんと青空が出ている。てっきり、大荒れと思いこんでいた我々は、早速、朝食・パッキングを済ませて再び稜線を登り、昨日のうちにチェックしていたよさげな斜面に向かった。
稜線上のミニピークからドロップ・イン〜・・・しかし、ザックが重い重い。これはこれでよい練習になったけど、今度は、ザックの軽いときに来たいよね、ということ一同納得。ま、澄川源頭部に広がるすばらしい斜面を食って、食って、食いまくり(同じくらい転びまくり?)も〜満足であります
今回の同行メンバー・・・・Autom"o"tic(旧姓ぺやんぐ)氏とらっしー、そしてそいが。天気がよいのでテンションが上がりまくっている?
これから向かう杉が峰を遠景する。それにしても、重い。
縦走路付近から見た前山と杉が峰。天気がすこぶる良い。
山形側に沈む夕日。モンスター群がオレンジ色に染まった。
小屋の中ではありとあらゆるモノを干す。
後烏帽子付近から昇る朝日。再び、周囲をオレンジ色に染めた。
一晩、快適に過ごした刈田峠避難小屋。片側は完全に雪に埋もれていた。
モンスター群の中、前山に登る。シールがよく効く斜面だった。
徐々に斜面が急になってくる。昨日と違い、風がなく暑いくらいだ。
青空の下、さわやかに階段登行するAutom"o"tic(旧姓ぺやんぐ)氏とらっしー。
よさげな斜面を思い思いに澄川源頭に向かって滑り降りる。しかし、ザックが重い。
樹林帯を滑るmt.racco。いうまでもなく、一度転倒すると起き上がるのは至難の業である。
沢は水が出ていた。法面をトラバース気味に進み、スキー場へ向かう。日差しが強く、まるで春のようだった。