2009年4月11日 東吾妻山・前大巓 (ひがしあづま・まえだいてん:吾妻 福島県)
兎平駐車場→東吾妻−(北斜面)→鎌沼→前大巓−(東斜面)→蓬莱山−(北斜面)→兎平駐車場

吾妻スカイライン春の除雪完了・開通のニュースが配信され出すと必ず出てくる企画がこの「東吾妻周回ツアー」だ。「東吾妻周回ツアー」とは、浄土平のお隣の兎平駐車場を起点として、一度東吾妻の山頂を踏んだ後、北斜面から鎌沼湖畔に降り立ち、再度前大巓に登り返して最後は蓬莱山から滑って兎平駐車に戻って来るという周回コースだ。
このツアーの最大の特徴としては、雄大な景色を楽しめることと手頃な斜面を繰り返し滑って遊べること。つまり、ツアーと滑りを一緒に楽しめるというお得感たっぷりの周回ツアーだ。
今回も栃木から福島から山形から宮城から茨城から、そして千葉から東吾妻周回ツアーを楽しむべく12名が集まった。


朝、いまだ7時・・・集合場所の道の駅土湯では、WAXがけが始まる。

・・・さらに、有料道路OPEN前の料金所。この時期、狂った人が多くて困りものです。

兎平の駐車場に車を停めて早速出発です。
シール組とウロコ組に分かれます。
板を背負っているのはウロコ組のたけちゃん、Soiga、私(Racco)。他の皆さんはシールで登ります。

兎平駐車場のすぐ裏手はやや急な斜面です。
いきなりの急登にちょっと息が上がるところです。

ウロコ組は、この斜面を登り切るまで板を担いで登ります。所々、ザクザク雪の深い場所があって、こちらも息が上がります。

台地上に出てしまえば、あとはウロコ組の天下・・・と言いたいところですが、シール組も快調に足を運んでいるようで、なかなか追いつくことが出来ません。

一切経をバックに晴天の斜面を登ります。思ったより風がなくて朝一から汗だくになっての登りとなりました。

真っ白な山頂が見えてくると、もう幾らも標高差はありません。
のんびり展望を楽しみながら登ります。

既に到着していたシール組にウロコ組とみどぽんさんが合流して記念撮影となりました。
渡る風は全然冷たくなく、むしろ汗だくの身体には心地よいくらいです。

山頂から東斜面をちょこっと滑ってから進路を北に取ります。
なぜか山頂付近には小さな虫が多くて、思わず吸い込んでしまいます。

東吾妻の山頂から鎌池湖畔の姥ケ原まで樹林帯の下りです。
例年氷化していることが多い斜面ですが、今年は快適なザラメでした。

姥ケ原に降り立つ手前から見た前大巓。ちゃんと雪はつながっているようだ。

所々木道が出始めている姥ケ原。前大巓に向かって快調に足を進める。

東吾妻と鎌池を見下ろす場所で昼食。
強い日差しは春を通り越して初夏のようだ。

キリンさんファミリーも到着し、ここで昼食。

東吾妻をバックに前大巓に登る。いや暑いのなんのって・・・。

大巓の山頂からの大展望。一切経〜家形山〜東大巓〜西吾妻まで吾妻主脈縦走路がとても綺麗だ。

待ちに待った、前大巓の大滑降大会。
快調に斜面を駆け下りるHAMAさん。

いつものように飛ぶ飛ぶIMachさん。

その名も「熱いテレマーカー」さん。細板・革靴で熱い滑りを見せてくれました。(今回は翌日に控えた月山越えの”足慣らし”だとか・・・・う〜んすごいなぁ。)

テレ2年目のみっちーさん。シルエットは既にテレマーカーですね。

滑ったら、当然登り返しです。
シール組は担ぎ、ウロコ組はそのままウロコの登坂力で登り返します。

Roushiさん。気合いの滑りを見せてくれました。

山形から遠征してきた87ワさん。いつも安定した滑りです。

キリンさんファミリーも参戦です。キリンさん(パパ)。

親子でそっくりなシルエットですね。キリンさんJr。

大巓の東斜面に今年も目一杯シュプールを刻むことが出来て大満足です。
12名+2名が4〜5回滑っているので、明日はガタガタだろうなぁ〜ゴメンナサイ。

吾妻小富士を横に見ながら蓬莱山の中腹をトラバース気味に進みます。

・・・ラストステージに期待が高まるばかりです。

蓬莱山を駆け下りるトシさん。

たけちゃんは(いつものように?)雄叫びを上げていました。

飛ばしまくるSoiga・・・大丈夫かね〜。

・・・そして、私もちょっと気合いを入れてみました。

蓬莱山の山腹もシュプールだらけ・・・大満足の一日でありました。

おまけ・・・翌朝は花見山に行ってきました。いや〜まさに花、花、花ですね。

↓今回もご一緒したIMachさんの動画を貼らせていただきました。

HAMAさんのHPにリンク
Roushiさんのブログにリンク
IMachさんのブログにリンク
みっちーさんのブログにリンク
たけちゃんのHPにリンク
みどぽんさんのHPにリンク