2009年3月15日 箕輪山(みのわやま:安達太良山系 福島県)

今週末も春の嵐に襲われた週末。
もう行くところがなくて・・・箕輪山にたどり着きました。しかし、・・・・。



うわ!こんなに風が強いのに箕輪山に入山者多いです。

今週もシールには泣かされました。剥がれるだけならまだしも、トップの金具が外れて飛んでいってしまいました。カリカリでアイゼンなしではツボ足でも難しそうだし、・・・潔くみんなと別れて下山することに。

Soigaがまんずさんやたけちゃんと赤線のルート(迷沢)へ。Raccoはクロカン気分で青線のアンテナ山(仮称=本当は反射板ですが語呂が悪いのでアンテナ山と呼びます)へ・・・本当は緑線の鬼面山に行きたかったんですけどね。

まんずさん、たけちゃん、Soiga隊

一人寂しくみんなを見送る・・・山頂には向かわずに直接避難小屋に行くようだ・・・・。

天気はかなり良かったけど、強風に運ばれてくる雪の飛礫がめっちゃ痛かった・・・そうです。

斜面の雪質は結構良くて快適に滑れた・・・そうです。

こりゃ良さそうだなぁ・・・(Racco談)

雪質さえ良ければこの辺は飛ばし放題ですね。

常に下界や尾根筋が見えていたので、安心して滑って降りられた・・・そうです。

いつもは作業道で迷沢を渡るが、今回はかなり標高の高い箇所で渡ったそうです。渡りやすいので、次回からはこっちの方がよいとか。

仏沢を渡る橋・・・今まで気が付かなかったけど、雪がないとこんな感じなんでしょうか?

Raccoソロ隊

一人スキー場を降りたものの、温泉ばかり入っていてもふやけちゃいそうだし、天気もいいので、旧土湯峠方面に散策に出かけました。廃墟となった「横向ロッジ」ちょっと怖いですね。

道路の雪はかなり少なくなっていました。車にあった予備シールもすぐに剥がれそうなので、なるべく板を押さえつけながら歩きます。

思うがままに、林道から山に分け入ってみました。カモシカが不思議そうにコチラを見ていました。(熊除けの鈴では、カモシカは逃げないことを発見しました。)

夏路の縦走路に出たところで、東吾妻方面がよく眺められました。

旧土湯峠・・・あと1ヶ月も経つと有料道路が開いて浄土平に入れるようになりますね。

相模屋さんの真裏が縦走路だったんですね。土湯峠反対側の除雪終点です。

約1時間半で反射板のあるアンテナ山の山頂に着きました。誰かいるわけもなく、ただ強風が吹いていました。

山頂から横向スキー場方面に滑り降りる。いい感じの斜面がつながっています。反射板があっという間に離れていきます。

中腹から眺めると、アチラコチラに良さそうな斜面が見受けられます。

廃墟まで戻ってもまだ時間がありそうなので、今度は板を背負って2巡目に出発です。

横向スキー場の閉鎖ゲレンデの真上に来ました。このときちょうど携帯が鳴りみんなが無事下山口に着いたことを知りました。
では、ということで、ノートラックの閉鎖ゲレンデをいただきました。いつもビデオ撮影があって一気に斜面を降りることはないのですが、今日は一人なので、気兼ねなく一気に滑ってきました。

なぜか?アンテナ山から横向スキー場まで切り開かれていますね。大昔はゲレンデだったのかな??それともアンテナ工事用資材を運ぶために伐採した跡でしょうか?
いずれにしても、お陰様で楽しめました。次回はザラメの時期にウロコ板で来るか、パウダーの時期にチャレンジするのも楽しそうな山ですね。