2007/09/29〜30 | 天狗角力取山・障子ケ岳 | 静かな山行&山滑り下見 |
いつものように天気予報はくるくる変わる。それに合わせて我が家の行き場所も変わるので、困ったものだ。
先週末は親知らずの抜歯直後で山に行かれなかったので、今週はちょっと遠くでもいいかな〜と思い、以前から興味のあった天狗角力取山から障子ケ岳を周回することにした。
登山口は月山近くの大井沢なので、高速道路を多用すれば早朝から入山でき、そのまま日帰りで済ませることも出来るが、天狗小屋が綺麗で快適という評判も聞いていたので、避難小屋(天狗小屋)に1泊してのんびり歩くこととした。
登山口からの歩き始めを10時頃と予定していたが、意外とスムーズに走り抜け8時半出発。
周回ルートを予定しているので、障子ケ岳方面にRacco号をデポして南俣沢出合まで戻り、竜ケ岳方面に向かって登ることとした。
路はとても整備されている。急な登りややっかいな箇所もないので、快適すぎるほど快適な登高だ。
竜ケ岳を巻いて、粟畑に向かう途中で本日の宿天狗小屋が見えてきた。
小屋周辺はやや黄色みを帯びているが、ちょっと紅葉には早いようだ(残念)。
粟畑山頂から天狗角力取山(ここより20m程標高が低い)と天狗小屋を望む。また、天狗角力取山の奥には朝日主脈縦走路が延々と続いている。
時刻は正午前だったので、このまま障子ケ岳を経由して下山するかどうか迷ったが、人も少なそうなので、半日のんびり過ごすことにして小屋に向かった。
天狗角力取山の山頂でラジオを流しながら景色を見たり、お茶を飲んだり、昼寝をしたりしてのんびりしたひとときを過ごした。
山頂から三方境方面には大蛇のように尾根が続いている。その先には狐穴小屋があって、ここから約5時間の行程だ。せかせか歩けば、狐穴まで到着できそうだが、そこから先の足の確保がない。次回はこの尾根を歩いてみよう。
本日の宿泊は、我が家と新潟から来られたという同級生3人組。(右3名)
皆さんのザックからは、食材が出るわ出るわで「腹くっちぇー」になる程ご馳走になった。
また、西川町在住の管理人さん(左2番目)には周辺の山スキールートについていろいろ教わりました。
本当にありがとうございました。
夜が明けて、粟畑から障子ケ岳に向かう。
近そうに見えて思いの外時間のかかる山頂までの路。途中には障子池があり、水面に山頂が映ってとても綺麗だった。紅葉の頃にはこの辺は最高のロケーションになるのではないかな?
障子ケ岳山頂から遠く鳥海山を望む。写真だと分かりにくいが、雪(心の字雪渓)も見ることが出来た。
ちなみに、鳥海山の右に見えるピークは赤見堂岳。夏路のないピークだが、残雪期にはスキーで登ってみたいピークだ。
障子ケ岳山頂から月山へと続く尾根路を望む。
大井沢側にはスラブ帯が発達している。下山路は、このスラブ帯の上に延々と付けられている。
あっという間に遠くなる障子ケ岳の山頂。
標高1500mにも満たない山とは思えないほど立派な山容だ。
おまけ:木にキノコらしきものが階段状に生えていました。なんでしょう?
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