2007年5月12日尾瀬燧ケ岳(おぜひうちがだけ:尾瀬 福島県)
御池→広沢田代→熊沢田代→尾瀬燧ケ岳山頂→熊沢田代→東田代→御池
GWも終わって、さあてどこに行くものかなんて考えても目新しい山も思い浮かばず、結局、毎年恒例の燧に決定。金曜日の夜、道具を積み込んで出発した。天気予報では土曜日は好天とか・・・

この時期にしては気温の下がった未明だったが、御池に到着する頃にはお日様サンサンで気温も急上昇中だ。広沢田代への急な登りで既に目一杯汗をかいてしまった。

いつものミニ尾瀬公園で車1台に同乗して御池へ。御池駐車場はなぜか車がガラガラで例年とはえらい違い。荷揚げヘリも飛んでなく静かな出発風景。

広沢田代の端に登ると、バックに会津駒ヶ岳が見えてくる。山頂付近には雪がたくさんありそうだが、下半分は黒々・・・。

広沢田代まで板を担いで登ったが、ここからはウロコ板の出番・・・さあて、どこまでウロコで登れるかな?

広沢田代から熊沢田代へは左側を巻き気味に登る。正面よりは傾斜は緩いものの、ウロコが効かないので、結構苦戦する。むしろ、シールで登ってしまった方が楽な気なような気がするが・・・ここは一つこだわってみた(笑い)。

熊沢田代から見た燧山頂。思ったよりも雪が多くて、ホッとする。

山頂に到着。周囲360度の大展望で、遠く飯豊も見ることが出来た。風もなく昼食に最適。

まずは山頂直下の斜面を滑る。適度なザラメで快適滑降のT村さん。

豪快なHAMAさんの滑り。山頂がどんどん遠くなる。

山頂付近の雪は、荒れてなく、ザラメ具合も最高。ウロコ板でも思う存分飛ばすことが出来る大斜面。
左:Mt.Racco、右:Soiga

一度、北側にトラバース気味に滑って、熊沢田代へつながる沢床を一気に滑る。

雪と戯れるSoiga。やはり、シーズン僅かだと思うと雪が愛おしくなる?

あっという間に熊沢田代へ。下りは本当に早いものだ。

下山は熊沢田代から東に進路を変えて、東田代方面へ。人が少ない快適なルートだ。

大斜面から森の中へ、吸い込まれるように滑り降りていく。

今年も逢えた「燧の主」・・・と思ったら、あら?似たような木が沢山!

モーカゲ沢の源頭部、この時期にしか人が入ってこないためか、カモシカものんびりモード

モーカゲ沢の沢床に降りて、あとはこの谷の中を滑り降りるのみ。

沼山峠につながる林道に出たら、あとはトボトボ歩くのみ。
今日も1日よく遊んだものだ。温泉に入って、蕎麦を食べよう〜!

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