この時期にしては気温の下がった未明だったが、御池に到着する頃にはお日様サンサンで気温も急上昇中だ。広沢田代への急な登りで既に目一杯汗をかいてしまった。
いつものミニ尾瀬公園で車1台に同乗して御池へ。御池駐車場はなぜか車がガラガラで例年とはえらい違い。荷揚げヘリも飛んでなく静かな出発風景。
広沢田代の端に登ると、バックに会津駒ヶ岳が見えてくる。山頂付近には雪がたくさんありそうだが、下半分は黒々・・・。
広沢田代まで板を担いで登ったが、ここからはウロコ板の出番・・・さあて、どこまでウロコで登れるかな?
広沢田代から熊沢田代へは左側を巻き気味に登る。正面よりは傾斜は緩いものの、ウロコが効かないので、結構苦戦する。むしろ、シールで登ってしまった方が楽な気なような気がするが・・・ここは一つこだわってみた(笑い)。
熊沢田代から見た燧山頂。思ったよりも雪が多くて、ホッとする。
山頂に到着。周囲360度の大展望で、遠く飯豊も見ることが出来た。風もなく昼食に最適。
まずは山頂直下の斜面を滑る。適度なザラメで快適滑降のT村さん。
豪快なHAMAさんの滑り。山頂がどんどん遠くなる。
山頂付近の雪は、荒れてなく、ザラメ具合も最高。ウロコ板でも思う存分飛ばすことが出来る大斜面。
左:Mt.Racco、右:Soiga
一度、北側にトラバース気味に滑って、熊沢田代へつながる沢床を一気に滑る。
雪と戯れるSoiga。やはり、シーズン僅かだと思うと雪が愛おしくなる?
あっという間に熊沢田代へ。下りは本当に早いものだ。
下山は熊沢田代から東に進路を変えて、東田代方面へ。人が少ない快適なルートだ。
大斜面から森の中へ、吸い込まれるように滑り降りていく。
今年も逢えた「燧の主」・・・と思ったら、あら?似たような木が沢山!
モーカゲ沢の源頭部、この時期にしか人が入ってこないためか、カモシカものんびりモード。
モーカゲ沢の沢床に降りて、あとはこの谷の中を滑り降りるのみ。
沼山峠につながる林道に出たら、あとはトボトボ歩くのみ。
今日も1日よく遊んだものだ。温泉に入って、蕎麦を食べよう〜!