iいつものように五味沢の大自然館前の除雪終点にRacco号を駐車して準備を開始。
積雪は板の長さ(170cm)よりも少なく、今年の小雪を実感するばかり。
林道を二俣まで遡って、いよいよ早坂尾根へ登り始める。後方に守門黒姫や袴岳がそびえ立っていた。
早坂尾根によじ登ると、そこは雪の大平原。
「雪の砂漠」は隣の守門の別名だが、浅草岳も十分「雪の砂漠」となる。
浅草岳山頂を正面に見ながらひたすら雄大な大斜面を登り続ける。山頂はすぐそこに見えるが、まだ標高差にして500m近くある。
まだ、極々小さなエビの尻尾が残っていた。
昨年と比べればアイスバーンもやや緩み気味だが、滑りはどうだろう?
山頂から田子倉ダムを真下に望む。緑色の湖面がとても綺麗だった。
山頂から見た鬼が面の絶壁。写真だと分かりにくいが、巨大な岸壁だ。
山頂からしばらく標高を下げるまでは、どこまでも続くアイスバーン。山頂から標高差100mは日頃の練習の成果?アルペンターンで降りた。
中程から下は比較的快適な雪質に・・・昨晩降った雪だろうか?新雪だった。
滑っても滑っても一定角度の斜面が続く・・・。
青空と守門。雪の海原に浮かぶ小島のようだ。
どこまでも守門が真っ正面に見えている。
一気に滑ってしまうのが惜しくなるような風景が続く。
早坂尾根の末端まで滑って、そこから一気に樹林帯を滑る。
今回の滑降ルートは、過去通ったことのない新ルート。木が疎らで快適なツリーラン・・・・?
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・・・快適かと思ったら、昨日降ったであろう新雪が重いザクザクの深雪に変質していた。
まあ、明日から4月・・・しょうがないか。
林道に戻ったところで雨が降ってきた。除雪終点に到着する頃には本降りになっていた。
車を停めたときは他に3パーティ入山している様子だったが、皆さん引き返した様子。(山頂付近、他ルートから登った形跡はなかった。)
Racco号だけがポツンと1台停まっているのみ。