2007年3月3日大戸沢岳(おおとさわだけ:奥会津 福島県)
下大戸沢スノージェット→C1386ピーク→C1553ピーク→C1900DP→下大戸沢SJ
3月になったばかりなのに、もう完全に春の陽気ですね。毎年、奥会津の山々は4月に訪れているのですが、今年は1ヶ月前倒しで登った方がいいかな?そんなことで、今回は大戸沢岳に登ってきた。前回は、会津駒ヶ岳からの縦走して下大戸沢スノージェット(SJ)に滑り降りたが、今回はピストンとした。

登山口にあたる下大戸沢SJ周辺には、既に2台ほどそれらしい車が駐車していた。同じような人はいるものだ・・・まずは地形図でコンパスセットするキリンさん。

下大戸沢から尾根によじ登ると後はひたすら登るべし、登るべし、更に登るべし(最初の標高差200mが一番しんどい。)

天気が猛烈に良くて、風もなく、暑い暑い。まるで、4月か5月のようだ。

更に、登るべし、登るべし・・・・

突然、空中に浮かぶホワイトUFOに遭遇!!!!!!!!!!しかも、木の手前を飛行している様子。

樹林帯を抜けても、登るべし、登るべし、登るべし。この辺から徐々にアドレナリンが出始めてハイになってきたRaccoであります。

「山の子の歌」を歌いながら、登るべし、登るべし、登るべし・・・
しかし、大斜面は風の当たる場所によってはシールの効きが甘くちょっと怖い。

シールの効きが怪しくなる前に終了。安全に降りるにはこれが一番。尾瀬方面をバックにご機嫌のHAMAさん

同じく三岩方面をバックに滑降準備をするRaccoであります。

空はピーカン真っ青。雪はどこまでも白く・・・苦労が報われる瞬間。

三岩山頂方面も真っ白。次はあの尾根、あの谷か?

準備を整えたら、大斜面からドロップイン・・・豪快に滑り降りていくHAMAさん、どんどん小さくなっていく。

青空の下、誰もいない斜面を滑るT村さん
2番手はキリンさんか?

後足の魔術師T村さんの滑り。雪質の変化が大きい大斜面はなかなか手強い

キリンさんの滑り。本格ツアーは2回目とのことだが、どうしてどうして。

標高が下がるに従って、クラスト気味の雪からややモナカ雪へ・・・ちょい難しいぞ。

ジャンプターン系でこの雪を斬り抜けて、どんどん標高を下げるHAMAさん

中程の樹林帯は、ザラメ雪になっていた。適度な樹間で楽しく滑る。

そして、最後はザクザク雪。自分のターンで作ったカタツムリ(雪だるま)に数ターン後に直撃を喰らう。これもまた春のツアー

無事、登山口に帰還。
いやぁ、お疲れ様でした。

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