登山口にあたる下大戸沢SJ周辺には、既に2台ほどそれらしい車が駐車していた。同じような人はいるものだ・・・まずは地形図でコンパスセットするキリンさん。
下大戸沢から尾根によじ登ると後はひたすら登るべし、登るべし、更に登るべし(最初の標高差200mが一番しんどい。)
天気が猛烈に良くて、風もなく、暑い暑い。まるで、4月か5月のようだ。
更に、登るべし、登るべし・・・・
突然、空中に浮かぶホワイトUFOに遭遇!!!!!!!!!!しかも、木の手前を飛行している様子。
樹林帯を抜けても、登るべし、登るべし、登るべし。この辺から徐々にアドレナリンが出始めてハイになってきたRaccoであります。
「山の子の歌」を歌いながら、登るべし、登るべし、登るべし・・・
しかし、大斜面は風の当たる場所によってはシールの効きが甘くちょっと怖い。
シールの効きが怪しくなる前に終了。安全に降りるにはこれが一番。尾瀬方面をバックにご機嫌のHAMAさん。
同じく三岩方面をバックに滑降準備をするRaccoであります。
空はピーカン、真っ青。雪はどこまでも白く・・・苦労が報われる瞬間。
三岩山頂方面も真っ白。次はあの尾根、あの谷か?
準備を整えたら、大斜面からドロップイン・・・豪快に滑り降りていくHAMAさん、どんどん小さくなっていく。
青空の下、誰もいない斜面を滑るT村さん。
2番手はキリンさんか?
後足の魔術師T村さんの滑り。雪質の変化が大きい大斜面はなかなか手強い。
キリンさんの滑り。本格ツアーは2回目とのことだが、どうしてどうして。
標高が下がるに従って、クラスト気味の雪からややモナカ雪へ・・・ちょい難しいぞ。
ジャンプターン系でこの雪を斬り抜けて、どんどん標高を下げるHAMAさん。
中程の樹林帯は、ザラメ雪になっていた。適度な樹間で楽しく滑る。
そして、最後はザクザク雪。自分のターンで作ったカタツムリ(雪だるま)に数ターン後に直撃を喰らう。これもまた春のツアー。
無事、登山口に帰還。
いやぁ、お疲れ様でした。