2007年2月11日船形山(ふながたやま:船形山系 宮城県)
水産試験場→旗坂→三光の宮→旗坂→水産試験場
前回、船形山を訪れたのは3月。ブナの林が美しくて、その林の中を縦横無尽に滑る。こんな我が家向きの山はない!と感じた。新雪の季節ならさらに幻想的な森に出会えるかも知れない。そんな期待を抱いて一路国道6号線を北上した。

水産試験場まで除雪が心配だったが、車道はちゃんと綺麗に除雪がしてあった。
今の時期に船形山に行く人は希だろうと思っていたら、朝7時半現在で2パーティーも準備中。これにはちょっとびっくり。

風が強くて、既に雪面がパック気味になっている。ラッセルを覚悟していたので、登りはいいが・・・滑降はどうだろう?

階段地形を夏路どおりトレースをする。平らな尾根はむしろウロコ板の方が向いていたかも知れない。

樹林帯は三光の宮まで。吹雪(特に風)が激しく、山頂方面に向かってもあまり楽しそうにないので、本日はここまでとした。

クラスト気味の雪。非常に曲がりにくい。

吹きだまりはパウダー気味だが、それも一瞬。

標高を下げるに従ってクラスト雪からセメント雪へ・・・・。
標高700m以下ではほとんどテレマークターンは不可能となり、あとはひたすら高度を下げるのみ。

ようやく、ようやく旗坂まで降りてきた。
悪雪に完敗修行不足を痛感した日曜日であります。