西吾妻から若女平を経て白布温泉に降りる通称「若女下り」は、天元台スキー場のトップから標高差200m程度の登りで一気に標高差1000m以上も降りることが出来る滑り中心のなかなか楽しいルートである。過去に2回ほどチャレンジしているが、樹林帯の下りは軽い雪が溜まりやすく雪が安定している。
今回はHPリンク先の皆さんと、粉雪を腹一杯になるまで滑り倒しに遠征と相成った。
朝3番のロープウエイで天元台へ。キ〜ンと冷えたスキー場のリフトを3本乗り継いで楽々標高を稼ぐ。
スキー場トップからかもしか展望台方面へ。珍しく先行トレースもなく黙々とラッセル。(今回もラッセル職人I町さんにお世話になりました。感謝。)
残念ながら主脈縦走路上はガスのため展望なし。思ったよりも風がなくて、猛烈な寒さは感じなかった。
モンスターは小振りながら発達中。
西吾妻の山頂に到着。いつもながらのぺっとした山頂なので、正確にはどこが山頂だか分からない(笑い)。
視界のない中、GPSを頼りに西吾妻小屋を目指した。一瞬ガスが晴れれば、小屋は目の前だった。
中は思ったより暖かで、熱いラーメンを食べればすっかりくつろぎモードに・・・。
今回は滑り中心のツアーということで、写真も滑り中心にしてみました・・・。
↑伝説のテレマーカー”HAMAさん”。樹林帯の滑りは無敵也。
↑超アグレッシブスキーヤー”I町さん”。ハードラッセラーでもある。樹林帯で飛びまくる。
↑質実剛健な滑りの”T村さん”。高いスタンスで深雪をこなす。
↑我が家の師匠”トシさん”。上半身すべてオレンジ色は伊達でない。
←↑無鉄砲一代男”たけちゃん”。どんな樹間にも突入するテレ魂の持ち主。
↓あまりの粉雪に五体倒地で喜びを表現?
↑紅一点。我が家の元気印”Soiga”。
↑そして・・・・不肖ワタクシ”Racco”であります。パウダーは跳ね系を青ヘル着用で修行中。
←前が見えないと結構不安であります。
あ、ちなみに、体重が重いので皆さんよりも多く沈んでおります。
標高が下がるにつれ、徐々に天気が良くなってきた。上空はいつの間にか青空〜
昔から有名なスキーツアーのクラシックルートだけあって道標が所々に。
若女平に到着。実はビデオ撮影とあちらこちらの斜面で遊びすぎたため、ちょっとピンチであります。
写真だとあまり怖そうに見えませんが、これが有名なヤセ尾根であります。向かって右側はオーバーハング気味。反対側はブッシュの急斜面。
後半戦、スピードアップしてどうにか日暮れ前には下山しました。あ〜良かった。
皆さん、お疲れ様でした〜〜〜〜。