我が家から日帰りで行ける範囲の山々には、先週から雪が降った形跡はないし、やや風邪気味なので、朝自宅を出発して戻ってこれる山はないものか・・・せっかくなので、新調したウロコ板もツアーで使ってみたい。
そんなこんなで奥日光の山王帽子山に登ることに。一昨年は夏路のない南斜面からトライしてヤブヤブが濃くて撤退したので、今回は夏路のある山王峠から登ることにした。

光徳牧場といえば、我が家が始めてクロスカントリースキーを体験した場所。懐かしのクロカンコースを山王峠へと向かった。

山王林道から望む山王帽子山。結構立派な山容だが、もしかしたら太郎山かも知れない。

ついついウロコで登っているのを忘れて、シールで登っているつもりになってしまう（笑い）。朝一番のカリカリ斜面にウロコの効きが悪い。

山王峠ちょっと手前にある登山口。ここで板にシールを貼って登り始めるが、いくらも登らないうちに樹林帯が濃くなった。
板をデポしてツボ足で登山道を登る。

アイゼンを使うような箇所はないが、カンジキは欲しいところ。
所々で落とし穴にはまって結構大変。逆に堅いところは、テレブーツのコバが邪魔してキックが入りにくい。

予想以上に苦戦して山頂に到着。山頂付近は開けていて、景色が良かった。

真正面に望む男体山。それにしても雪が少ない。山頂付近で昼食を食べて、デポ地点からスキーで光徳牧場まで滑る。
スキーの機動力のお陰で退屈な林道歩きも楽ちんになった。