2006/06/10 乗鞍岳(肩の小屋まで)

一応?2005-2006シーズンは、先週の月山板納めで終了している。つまり、公式戦は終わっているが、「プロ野球に倣ってプレイオフも必要だろう」という勝手な解釈の下、テレマークの大師匠と乗鞍のんびりツアーにでかけた。

三本滝の駐車場から春山バスに乗って位ヶ原まで楽々登る。位ヶ原はすでに標高が2000mを超えている。なんて楽ちんなんだろうと感心するばかり。
しかし、歩き始めてみたら寝不足のせいか身体がやけに重くて、疲れやすい。よもや高山病ではないと思うが、目一杯悪い体調と暑さでバテバテであった。

夏場の大雪渓まで登ってきた。すでに道路は乾いていて、道路が横断している雪渓は雪が途切れていた。

夏場の駐車場で大休憩。周りも似たようなスキーヤーばかりで、あちらこちらでゴロゴロ寝ころんでいる。みんなビールを持参していて、これはちょっとうらやましかった。(持ってくれば良かった。くやし〜。)

雪渓を少し滑って、それから肩の小屋まで登る。小屋は完全に雪から顔を出していた。のんびりモードで『今日はここまで』。なかなか良い雪質とメローな大斜面で満足度が高い。

普段なら山に来て山頂を踏まないなんてあまり想像ができないけど、”プレイオフ”だと思うとそれもアリかななんて勝手に考えてしまう。

今回初めて三本滝ではなく位ヶ原に戻った。それこそ、あっという間ではあるが案外美味しい斜面がいくつかあってなかなか楽しめた。
吊り尾根をバックに急斜面を滑る。いかにも信州らしい風景だ。

バス停近く、どんどん遠くなる山頂方面を振り返りながら『本当の』オーラスを迎えた。
来年はどこ辺の山々を滑ろうか。あと、4ヶ月で2006-2007シーズン開幕である。