2006/05/27 尾瀬燧ケ岳

事前の天気予報がイマイチな週末。しかし、どうした弾みか前日の夕方になって急に土曜日午前のみ好天に変わった。こりゃぁ、一つ尾瀬辺りに電撃出撃して天気が保っているうちに滑ってしまおうということに・・・・。当初は比較的行程の短い御池から大杉岳・・・と思っていたが、御池の駐車場に着くとなんと晴れ間がでている。「こりゃ、燧でしょう」ということで、急きょ2週続けての燧と相成った。

HAMAさんのHPには、
動画Produced by Mr.HAMA
があります。
HAMAさんのHPにリンク

土曜日・青空なのに車が少ない御池駐車場。とても得した気分だ。

広沢田代への登り。先週と違って風がやや冷えているせいか快適だ。

さすがに雪の量は1週間でぐっと減ったが、まだ木道が出ていない広沢田代。
熊沢田代への登りは、正面ではなく向かって左側を巻いた。東田代方面への展望も良く偵察にもGOOD。

熊沢田代は1週間で一気に雪解けが進んだようだ。これを見ても左を巻いてきたのは大正解だと分かる。
この辺から山頂にガスが掛かりはじめた。どうも天気が怪しくなってきた。

山頂直下の大斜面を登るHAMAさん。雪が微妙に腐っていてシールの効きが悪い。背負って登る方が正解か?

真っ白な山頂に到着。風も冷たくバンザイだけして早々に下山に取り掛かった。

先週と打って変わって荒れた雪面と浮き出した砂(泥)。そんな中でもHAMAさんはパワーで暴れる板を押さえつけて滑る滑る。

本領発揮。やはり、Raccoはバランスを崩して転ける転ける。

熊沢田代の上部になってようやくガスが晴れて展望が良くなってきた。雪面も雪質もここから急速に良いものとなっている。

熊沢田代から右に折れて東田代へ。夏道のない東田代は残雪期にしか訪れられないであろう湿原だ。誰もいない静かな湿原(今は雪原)・・・とても良い。

”燧の主”と勝手に命名した巨木。実際には複数の木が寄り集まっているのだが、威厳があって存在感抜群だ。
その根元から滑れば自然と一体となった気持ちになれる。

最後は御池〜沼山峠の車道に飛び出た。御池から山頂ピストンも良いが、静かで変化のある東田代経由は一興の価値がある。