2005/02/26〜27 二岐山・安達太良山ツアーレポ
吾妻の大沢下りを避難小屋泊で計画をしていたが、どうも山は荒れ模様になると判断し、急きょ日帰りツアーを2本することになった。
風の影響を受けにくく、かつ、比較的太平洋気候に近いだろいうことから南会津の二岐山に決定。二岐山は昨シーズンも3月に2回ほどに訪れていて、静かな山が大好きな我が家にとってお気に入りの山である。
土曜日の二岐山は樹林帯の滑り。風の影響を受けずに滑ることは可能だが、やはり、今日は大斜面で滑ってストレスを発散しよう!てなことで、日曜日は安達太良山に決定。
ちょうど、racco家の宿は塩沢温泉だったので車をそのまま宿にデポさせていただいた。安達太良スキー場から山頂に向かい、山頂から塩沢温泉に滑り降りるルート。安達太良山は4回目だが塩沢温泉へ降りたことがない。ちょっと期待できそうなルートだ。
二岐山にほど近いスキー場でたけちゃんと合流して二岐山に向かった。しかし、道路に雪は思ったより多く、駐車するスペース確保に一苦労だ。
歩き出せば、静かな森が我々を迎えてくれた。
雪は深々と降り続いている。他の登山者もいるはずもなく、地形図を頼りにひたすら高度を稼ぐ。(他の登山者に遭遇したことはない。)
頂上下のデポ・ポイントまで登って、ここで昼食にした。今回は山頂に向かわず、ここから滑降開始だ。
やや堅めの雪の上に、最近降ったであろう新雪が30〜40cmほど積もっていた。一部、滑りにくい箇所もあったが、そこは樹林帯。全体的には快適である。
広葉樹と針葉樹の混合林になってくると俄然密林になってくる。そろそろ(我々のテクでは)滑れる斜面も少ない。
無理して滑るとSoigaのように木に抱きつくハメになるので、注意が必要だ。
無事に入山口(登山口ではない)に到着。
しかし、ここから車をデポした地点まで車道を歩かねばならない。
ゴンドラ山頂駅で出発の準備をする。
すでにかなりの入山者がいるようで”ボブスレー”コースのような明確なトレースが付いていた。昨日とはえらい違いだ。
風も弱く、時折青空ものぞいていたが、標高が上がるに従い強風+ガスが激しくなってきた。
下山してくるパーティーも多く、山頂付近は大変なこと(?)になっているらしい。
予想通り、山頂はホワイトアウト状態。ま、過去の山行ではシールが効かないほどのアイスバーン&シュカブラだったので、今回はマシな方か?
ホワイトアウトと強風、塩沢温泉ルートは無理と判断し、薬師尾根を滑降した。山頂付近にいた山スキー(アルペン)の一団と抜きつ・抜かれつしつつ滑り降りた。
下がるにつれ、ガスも晴れてきた。雪質は最高に良かった。
途中、たけちゃんに声をかけてきた山スキーヤーが・・・聞けば
SEIさんとのこと。そこから一緒に下山することにした。
スキー場まであとわずかというところでようやく晴れ間が出てきた。せっかくなので、記念撮影をパチリ。
ゴンドラ乗り場の目の前で昼食(宴会?)開始。SEIさんからHotワインやウイスキーをご馳走になる。普段、酒を飲まないRaccoはフラフラになりながらスキー場を駆け下りた。
←2日間ご一緒したN家たけちゃんのレポにリンクしてます。
こちらもご覧下さい。
←2日目ご一緒したSEIさんのHPにリンクしてます。
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