2003.5.17 | 会津駒ヶ岳 |
4月に登ろうと計画しながら、雨天のため延期になっていた会津駒ヶ岳に登ってきた。メンバーは久しぶりにmt.racco夫婦のみ。 すでに5月半ばということで、登山口まで車で入ることができた。天気も良いと予報が出ていることから、混雑することを覚悟していたのだが、みんな翌日の開山祭(山開き)に参加するのか登山者はほとんどなかった。 登山口でザックにスキーを取り付けていると大人数のパーティーの中の1人から声をかけられた。その人は何と去年のGWに八甲田を一緒に滑った千葉山の会(ちばやま)の1人Oさんだった。1年ぶりの再会である。なんでも、ちばやまの新人山行とのこと。 ちばやまの一行を見送った後、我々も出発した。 まず、登山口に取り付けられた立派な階段を上って登山開始。コース上にはどこにも雪がなく、テレマークのプラブーツはただガシャガシャ音を立てた。共同アンテナを過ぎ、水場になってようやく雪がつながり始めてきた。ここから担ぎで登るか、シールで登るか迷うところだが、山シーズンもまもなくということで、歩荷(ぼっか)を兼ねて担ぎで登ることにした。 しばらく尾根上のルートを進むと、先週登った至仏やヒウチが見えてきた。心なしか先週より雪が少なくなったような気がした。さらに進むと小屋の屋根が見えてきて、山頂に向かって登っているパーティー(ちばやまか?)も米粒のように見えてきた。 ようやく、山頂に到着。守門や浅草など上越の山々を眺めながら昼食をとった。 さて、ここから滑降開始。まずは小屋の立ち寄り、そこから尾根からやや西寄りの沢を降りた。雪は、かなり堅くなっており、また、木の枝なども散乱していたが、なんとか水場まで戻ることができた。やはり、森の中の滑りは大斜面と違ってゲーム的要素が強くて楽しい。いかに立木や他の障害物を避けて降りるか・・・。 水場から再び板を担いで登山口まで降りた。雪がなくなった登山路はむっとした空気が上がってきて、もう、夏のようだった。 【登山口の階段】 【水場辺りから雪がつながり始めた】 【小屋付近から見た山頂】 【雪が解けている山頂】 【山頂直下の斜面にて】 【苦手な林間滑降】 |