2003.5.10〜11 | 至仏山、尾瀬ヒウチヶ岳 |
GWを過ぎても豊富に雪がありそう、また、翌日から至仏山の入山規制も始まるということで、至仏とヒウチの両方に土日で登ってしまうこととした。メンバーは毎週ご一緒のぺやんぐさん、たけちゃん、そしてmt.racco夫婦。 土曜日は鳩待峠から至仏に登った。なんでも、鳩待峠の駐車場は(普通車)2500円/日ということだったので、ぺやんぐさんとたけちゃんの車を戸倉スキー場にデポし、mt.raccoの車1台で鳩待峠に向かった。朝8時半頃だったが、駐車場はほぼ満車状態で1台の車で来たのは大成功といったところだ。 鳩待峠の小屋の前で準備を整え、早速出発。登りは夏道としたが、山スキー、ツボ足・・・沢山の登山者が登っている。我々はスキーを担いでツボ足で登ったが、雪は適度にしまっており、大変登りやすかった。 ワル沢の頭、小至仏とトラバースで抜けて難なく至仏山頂へ到着。恒例(?)の通り、まず食前と食後に1本づつ斜面を滑って遊んだ。 2本空身で滑った後、いよいよ本当(?)の滑降開始。ワル沢は名前に反して広くおおらかな斜面であっという間に林の中へと吸いこまれてしまった。最後のフィナーレであるスノーブリッジの通過と山の鼻〜鳩待峠夏道へのよじ登りもこれまた難なくクリアしてあっという間に鳩待峠の小屋の前に立っていた。 【ワル沢の頭から山頂を臨む】 【山頂手前の沢筋がワル沢】 【至仏山頂にて(翌日から入山規制開始)】 【下部に行くに従い斜度がゆるむ】 【ジャケットなしで快適に滑るmt.racco】 【滑ってきたワル沢をバックに(ぺやんぐさん)】 戸倉に戻った我々は、明日のヒウチに登るため、尾瀬ヶ原を挟んで反対側の尾瀬御池を目指して車を走らせた。途中、温泉、夕飯、買い出し、給油・・・で御池に到着したのは21時となってしまった。ようやく到着したmt.raccoが御池で見たもの(者)は、・・・なんと、掲示板でお馴染みの”みどぽんさん(!?)”。なんでも、今日我々が至仏に登ったことをばむさんに聞いて、それなら明日はヒウチだろうと勘を働かせて、いわきから走ってきたそうだ。ビンゴ!!なんと、勘のいい人だろう、イヤ、もしかしたら行動パターンが読まれているのかもしれない。いずれにしても、みどぽんさんご夫妻を交えて、御池の駐車場でテレマーク談義は深夜まで続いた。 翌日は、御池からほぼ夏道通りに広沢、熊沢と両湿原(田代)を通過して、山頂へと向かった。去年もほぼ同じ時期にヒウチに登ったが、今年は去年よりはるかに雪が多い。スキーを担いで全行程雪の上を歩くこととなった。昨日と同様に雪が適度に締まっているせいか、サクサク登ることができ、御池を出発して2時間半で山頂を踏むことができた。新記録(?)だ。 山頂からは凍結している(?)尾瀬沼や反対側には、これまた豊富な雪をかぶった会津駒ヶ岳を見ることができた。 いよいよ滑降開始!雪面が荒れており少し難儀したもの、十分楽しんで降りることができた。ただし、熊沢と広沢の間、広沢と御池の間の階段状急斜面はブッシュが出始めており、あのような所をエンジョイしながら降りれるようになる、というのが来シーズンの課題として残った。 【急斜面をステップで登る】 【まだまだ急斜面は続く】 【熊沢田代でようやく山頂が見えてきた】 【昨日と打って変わって寒い山頂】 【山頂で瓶ビールを飲む男(たけちゃん)】 【山頂からのんびり降りる】 |