2003.4.6 木曽御嶽山

 この土日は東北から信州にかけて天気が悪そう・・・そんな中唯一日曜日(6日)に快晴の予報が出ていた木曽御嶽山に行って来た。メンバーはトシさんとmt.racco夫婦。

 mt.racco達は土曜日の朝遅めに出発した。この日は温泉三昧をしながら木曽福島に到着するだけだからだ。しかし、これが裏目に出た。この日の甲信地方は大雪!中央高速も一部通行止めになり、mt.raccoが愛用(?)する甲州街道(国道20号線)も大渋滞となった。なんと、(地名が分からない方ゴメンナサイ)相模湖から梁川、距離にして10kmちょっと進むのに7時間!タイヤが5回転して20分止まって、10回転して20分止まって・・・そんな具合。結局、木曽福島にもたどり着かず塩尻の先で深夜になってしまった。しかも、早々にスタッドレスを脱いでノーマルタイヤ(オールシーズンタイヤ)にしたraccoカーのこと、そこで宿泊となった。

 翌6日は朝からピーカン。三岳の道の駅でトシさんと合流して御岳ロープウエイスキー場に向かった。御岳スキー場の方が若干ゲレンデトップの標高が高いのだが、ルート的に御岳ロープウエイスキー場から登る方が雪質が良さそうだからだ。
 しか〜し、スキー場に着いてみるとゴンドラが強風のため動いていない!しょうがないので、大混雑の中、リフトを3本乗り継いで標高2150mのゲレンデトップに立った。ここからはこれから向かう御嶽山頂や隣の乗鞍、谷を挟んで反対側の中央アルプスの山々が一望だ。
 まずは鳥居をくぐって樹林帯の道を行く。かなりの人が入ったのか、深々としたトレースがあちらこちらに着いている。樹林帯の中では直接風は当たらないが、ものすごい風の音だけが聞こえてくる。
 しばらくして、樹林帯を抜け吹きさらしの尾根道となった。強い風で時折体制を崩しながら、アイスバーンの道を行く。顔を上げれば、すぐそこに山頂は見えているが、雪煙がものすごくてとても本日到着できる雰囲気ではない。
 途中から尾根道をあきらめ、浅い谷の中に入った。こちらは風が直接当たらないものの、寒気がものすごく、一刻も早く風の当たらない場所で一服とりたい。

 しばらくして8合目金剛堂に到着。ほとんどの山スキーヤーがここで折り返していることから、mt.racco一行もここから折り返して戻ることにした。来たルートを忠実に戻るのだが、出発点の雪質はカリカリ・・谷はパウダーに見えたが、実際には粉砂糖モナカ(モナカの上にパウダーが積もっている。mt.racco命名。)気持ちよく滑っていると、突然ズボっとはまって出てこれない。何分もその場でもがくもがく。
 ようやくスキー場に戻ってきたときは、ヘトヘトの状態。木曽御嶽はもう少し後に登った方が楽かな?そう思った。


【欧州アルプスのような景観(行ったことないけど)】【mt.raccoと同じウエアを新調したトシさん】【毎度のmt.racco滑り】