2003.1.25 根子岳

 ヘリスキーが再開する前の静かな山を楽しもうということで、信州は菅平の奥にある根子岳に行って来ました。メンバーはmt.racco夫婦と、再び登場の180ちゃん、・・・さらに遠路はるばる福島の地から参上して下さいましたたけさんの4名。[後から知ったのですが、ヘリスキーはこの日から再開予定だったそうです。ただし、この日は単に風が強かったためヘリが飛ばなかったようです。]

 上信越道佐久平PAでたけさんと待ち合わせをして一路菅平に向かった。しかし、なんとトラブル発生と関越道の渋滞のため、mt.raccoが1時間以上も遅刻。結局、裏ダボスのリフト頂上からの登りはじめは、11時を廻ってしまった。ごめんなさい。それでも、比較的コースタイムも短く、有名なコースのため、この時間でも登る人が見受けられた。(滑降しているときもまだ登っている人がいたくらいだ。)先行する山スキーのおじさんのラッセルを頂戴(泥棒)して歩こうと思ったが、いきなりラッセル泥棒ではあとに続く有望な新人2名の教育上良くないということで、あえて、しばらくはトレースのない斜面を登ることにした。
 途中、約40分で避難小屋に到着。ここで、昼食(なんと、おでんを背負ってきたのだ!)の予定だったが、入口が雪に埋もれている。いろいろ考えたが、結局、コースタイムも短いということで、山頂付近の樹林の中で食べるということにして、再び登り始めた。この後、180ちゃんが先頭を歩いてみたいという信じられないリクエストもあってお願いすることにしたが、案外よいペースで歩いている。次回、深雪の時はラッセル担当ねと心の中で思いつつ交代交代にラッセルを行った。

 その後、約1時間半ほど歩いたところで、そろそろ滑降開始の時間。頂上まであと標高差30mという地点での引き返しは、心苦しいが山では滑降も時間がかかることもある。日暮れ前にスキー場に戻らなくてはならないため、泣く泣くシールを外して滑降に取り掛かった。
 このコースは半分ゲレンデみたいなものだ。もちろん、今はピステンがかかっていないのだが、目印のポールをたどっていけばスキー場に戻ることができるし、コース上に立木がない。そんなことで、皆大胆に日頃のスキー場での成果を確かめ、時には爆笑し、そして転んだ。そんな楽しい下りも一瞬だ。30分もかかることなくゲレンデトップに到着。あっけなく滑り降りてしまった。もの足りない我々は、当然のことのように回数券でゲレンデを滑り今日のツアーを終了した。
 ちなみに、滑り降りてみると、ゲレンデにはテレマーカーがいるはいるは・・・何でも、今日は風が強かったので、明日アタックするとのこと。明日がいい天気になることを祈らざるを得ない。